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執筆者の写真NorthQuest |びえい未来ネット

(No.117)◆可決◆町民主体の町政への一歩|賛否が割れる|自治基本条例


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町民のプラスの決め事について、美瑛町議会の歴史でもこれほど賛否が割れたことはありません。町民主体の町政、民主主義を追求する中では、賛否が割れるほど議論が白熱するのが当たり前の時代になってきたとも言えます。

あらすじ

町民主体の新しい町政のカタチを定める自治基本条例。

2月27日の美瑛町議会本会議にて賛成多数で可決。賛成7名、反対5名、欠席1名。

(敬称略)
◆賛成(保田 仁、濱田 洋一、大坪 正明、穂積 力、野村 祐司、山本 賢一、八木 幹男)
◆反対(増山 和則、中村 倶和、桑谷 覺、高田 紀子、青田 知史)
◆欠席(坂田 美香)

採決に先立ち、反対討論で4名の議員、賛成討論で4名の議員が意見を表明しました。


また、採決のあと八木議員から付帯決議(※)の提案があり、可決されました。行政にたいして町民集会などで丁寧な説明と意見聴取を求めるとの、議会の意思表示です。

※議案の修正には至らなかったが議会として行政に注文を付ける意思表明のかたち

四年前に町民主体のまちづくりを訴え当選した町長の提案した条例が成立したことで、このまちにもようやく民主主義の基盤が整いました。


情報共有や町民参加といった町民の権利を明記し、自治(※)の担い手である町民と議会と行政の合意を形成するときの考え方が明記されています。

※自治とは、自分たちのまちのことは自分たちで決めるという、民主主義のカタチです。

こんご町民に大きく影響する政策の決定にあたって、町長や議会の暴走や対立を防ぐ一定の効果が期待できます。これは町民にとってのメリットで、デメリットは何もありません。


今回のように町民のプラスの決め事について、美瑛町議会の歴史でもこれほど賛否が割れたことはありません。


しかし、町民主体の町政、民主主義を追求する中では、賛否が割れるほど議論が白熱するのが当たり前の時代になってきたとも言えます。そのなかで町民がそれを見極める力をつけるのが自治の最終のカタチだと考えられるからです。


あらすじは以上です。

以下にもう少し深く報じていますので、よろしければ続けてお読みください。

 
詳しく

議員の賛否

(議案第 1 号) 美瑛町自治基本条例の制定について


(美瑛町まちづくり事務審査特別委員会審査報告)

八木委員長報告ー--原案可決


(賛成討論)・・・詳細は続報にてお伝えします

○ー野村議員、保田議員、八木議員、大坪議員


(反対討論)・・・詳細は続報にてお伝えします

○ー青田議員、中村議員、高田議員、増山議員


(採決)・・・上記あらずじに記載


 

本条例に関する付帯決議

(反対討論)・・・詳細は続報にてお伝えします

○ー中村議員


(賛成討論)・・・詳細は続報にてお伝えします

○ー青田議員


(採決)・・・賛成多数

 

なお、YouTube録画でご覧いただけます。録画は開始30分後ぐらいから本条例案の審議となっています。美瑛町議会チャンネルへ

 

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2023-2-27 Noriaki Gentsu @ NorthQuest

 

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